FXと確定申告


FX取引をして利益を得たこの場合、立派なあなたにとっての所得になります。ですから、所得税の対象になりますから、申告をしないといけません。ただしFXの取引をして、利益をあげればすべてが課税の対象になるかというと、そうではありません。FXによって得られた利益は「雑所得」というジャンルで処理されることになります。公的年金を受給している人やテレビ番組に出演した際のギャラなどと同じ範疇に入ります。

この雑所得の合計が年間で20万円以上発生した場合には申告をして相当する税金を納めないといけません。税金の申告をするのが2月から3月にかけて実施されている確定申告です。確定申告は税務署で実施しています。ですから、決まった期間に必ず申告をするようにしましょう。

FXの利益についてごまかすことができるのではないか?と甘い考えを持っている人は大間違いです。というのも税務署にはFX業者に立ち入って、利用者の明細を調べることができる権限があります。ですから、あなたがどの程度の儲けを持っているかということを把握しようと思えばできてしまうのです。

場合によっては、確定申告の対象ではない、数年前のケースを調べることもあります。ですからもし自分は正しく税処理をしていることを証明したければ、書類を保管しておきましょう。一般的にはFXの取引に関係する書類は5年間は手元に置いておくこととされています。またサラリーマンは通常、確定申告はしません。FXで利益をあげた場合には忘れがちですから、注意しましょう。

FXの確定申告をやすくするには?


FXで年間20万円以上の利益を上げることができたとしても、確定申告で課税額を安くしたいのは当然のことだと思われます。そこで、所得の観念についてみていきましょう。

所得というのは、収入から経費を差し引いたもののことを言います。よく「経費で落ちるから」ということが言われますが、経費扱いになるとその分税額を抑えることができるわけです。FXについても同様のことが言えます。FXの収入から経費を差し引いた額を確定申告の時に申告をすればいいわけです。

ではFXにおける経費というと、どのようなものがあるのでしょうか?真っ先に思い浮かぶのは、パソコン関係のコストです。FX取引をするには、パソコンは欠かすことができません。まずパソコンをFXの確定申告をする年度に購入した場合には経費として計上することができます。この時のために、パソコンを購入した場合には領収書をもらうようにしましょう。さらにプロバイダーの費用も発生します。プロバイダー料金も必要経費の中に含まれることになります。

FXのノウハウを知りたいと思って、FX関連の書籍を購入した場合、書籍の購入代も経費として計上できます。FX会社では、FXにまつわるセミナーを開催しています。
セミナーが有料である場合、さらにはセミナー会場までの交通費も経費の中に含めることができます。これらの費用をすべて含めると、けっこうな額になることもあるでしょう。ということは、その分税額も変わってくることになります。

FX確定申告とくりっく365


FXの取引にはいくつかの種類があります。たいていの人は店頭取引を行っているのではないでしょうか?店頭取引というのは、FX会社と当人との間でやりとりをすることを言います。つまりFXの取引所で実際に取引をしないケースを言います。

もう一つが取引所取引です。現在ではFXに関する取引所取引は「くりっく365」というところで受け付けています。くりっく365は東京金融先物取引所が運営しています。実は確定申告の時に、少しでも節税をしたい場合にはくりっく365を利用した方がお得だといわれているのです。そのからくりについてみてみましょう。

通常店頭取引でFXをした場合には、自分がFXによってどの程度の利益を得ることができたかによって、課税の税率が変わってきます。利益が大きくなればなるほど、税率も高くなる関係性にあります。ところがくりっく365でFX取引をした場合には、あげることができた利益の額に関係なく一律で20%が課税されることになっているのです。

さらに通常はFXにおける損益で課税額が決まります。しかしくりっく365でFX取引をしている場合、ほかの金融商品での損益を換算して利益を割り出すことができます。具体的には株式であったり、商品先物といった損益も含めることができます。ですから、確定申告の時に課税の対象となる額を低くすることもできるわけです。

ただし実際の運用という面では、くりっく365は使い勝手が悪いかもしれません。というのも、ほかのFX会社と比較して手数料が高いからです。プラスしてレバレッジも低めに設定されていますから、デイトレーダーには向いていないかもしれません。

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